ネット上で取り引きが可能なデジタルギフト券の中でも代表的なものの一つであるAppleギフトカード。
特にiPhoneユーザーならばお馴染みですよね。AppleストアでAppleに関する様々なアイテムが購入でき、人へのお礼やプレゼントでもよく使われています。
しかしネットでの買い物をしない人や、アップル製品にあまり縁のない人の場合、せっかく貰ったりしても持てあましてしまうことも多いかもしれません。
そんな時に便利なのがAppleギフトカードを買い取ってもらえる専門の買取業者ですが、そうした場所での買取率はどのようになっているのでしょうか。
まずはAppleギフトカードの買取率の相場から見ていきましょう。
Appleギフトカードの買取相場は？
Appleギフトカードは、Amazonギフト券やGooglePlayといった競合する他のギフト券と比べても、高めに買い取られていることが多いです。
これは流通量や希少性などに関係していると言えるでしょう。
Appleギフトカードを扱っている買取サイトは非常に多いですが、大手の買取サイトでの買取率を調べてみると、概ね初回利用で88％～90％程度となっています。
かなり高いですね。ちなみに初回の場合は客寄せなどの理由から買取率が優遇されることが多く、通常よりも1％～2％高めになっているのが一般的です。
今回調べたサイトでも、2回目以降の利用では80％～85％というものが多かったです。
中にはほとんど変わらないサイトもありますが、Appleギフトカードは初回に比べて2回目以降の買取率の下げ幅が大きめなのも特徴の一つです。
Appleギフトカードの相場は変動する
サイトによっては固定しているものもありますが、Appleギフトカードをはじめとするギフト券買取サイトでは、買取率は常に変動していることが普通です。
これは市場に出回っている数や需要によって変化するためで、もしも時間にある程度の余裕があり、お得にAppleギフトカードを売りたいならば、できるだけ買取率の高いタイミングで売るのが賢い方法と言えるでしょう。
買取率の変動には、主に以下のような理由があります。
売り手が増える
Appleギフトカードを売りたいという人が業者にたくさんくれば、当然業者は多くの在庫を抱えることになるので、新しく買い足す必要性は薄くなります。
そのため買取率を下げ、買い取りをある程度抑制するようになるのです。
時期として多いのは月初め。月初めにはショッピング枠がリセットされるので余裕ができ、現金化のためにAppleギフトカードを売りに来る人が増えるのです。
売り手が減る
逆に売り手が減った場合には買取率が上がります。
時期としては月初めと月末を外した月の中頃がもっとも売り手が減ると言われています。
売る人が減れば在庫が薄くなるため、業者は在庫数を維持するために買取率を上げて、売りたい人の意欲を煽るようになります。
人気に変動がある
また単純にギフト券としての人気の上下もあります。
Appleで言うならば何らかの理由でAppleユーザーが増えた場合。
当然全体的に売買が多く行われるようになるので、Appleギフトカードに対する需要も高くなります。
また新製品が出たり、テレビなどで話題になった時も相場に動きが出ることがあります。
イベントなどで大量に出回る
イベントなどで企業が来客に対してAppleギフトカードを大量に配った場合。
それを受け取ったイベント参加者が売りに出して市場に溢れたり、また企業そのものがカードを余らせて市場に流し、相場に影響が出ることもあります。
少額であることが多いため、最低利用額を低く設定している業者はこの影響を受けやすいです。
Appleギフトカードを売るのに良い時期は？
これらのことを踏まえて、Appleギフトカードを売るのに向いている時期についても触れておきましょう。
毎月15日前後
先ほども少し触れましたが、毎月の月初めと月末は、ショッピング枠や給料日などの関係で申し込みが殺到することが多く、買取率が下がります。
これらが落ち着くのが月の半ばである15日前後なので、売り時の一つと言えるでしょう。
ブラックフライデー
近年では日本でもよく見るようになったブラックフライデーですが、Appleでもブラックフライデーにセールが行われるため、できるだけ安く買いたいと考える人の間でAppleギフトカードの需要が高まります。
特に新製品などが発表された時期だとよく売れるため、買取率も高くなります。
2月、5月、10月ころ
前項で説明した企業によるイベントは、春先と夏頃に開催されることが多いです。
この時期はAppleギフトカードが市場に多く出回るため、買取率が低い傾向にあります。
これらの企業によるイベントが少ない2月、5月、10月は市場も落ち着き、買取率が上がることが多くなります。
まとめ
Appleギフトカードは他のギフト券に比べても買取率が高い傾向にあり、概ね90％で推移します。
相場は市場に出回る数や在庫、需要によって決まり、毎月の申込者の動向に影響を受けます。
高く売りたい場合には、こうした時期を意識して売りに出すのが良いでしょう。